□集中力が身につく
幼稚園の年中から教室では受け入れをしている(もちろんちゃんとそろばんを学べる子であること)が、机にじっと座っている「能力」を身につけさせたいと親御さんが通わせることも多いらしいです。小学校に上がって毎日6時間、学校のいすに座っていなければいけないという、小さい子供にとっては苦行以外の何者でもないことが2年先に待ち構えている。なので、その前にそろばん教室で鍛えてもらおうということらしい。
□子供を伸ばすには?
親も子供自身も「この子はこれができないんです。できるようにならせたい。」という、育て方が多いようです。しかし、子供のころから、「あなたはここがだめなのよ!」と言われて、育つ子供がいるわけがない。子供を伸ばしたいのであれば、いいところを積極的にほめてほめて伸ばすべき。教育論としても、ものすごい印象深いお話でした。
□手書きを活用
前職で、ソフトウェアの開発をされてらしたぐらい、コンピュータには詳しい方なのですが、暖かみを出すために、わざと手書きでお知らせの連絡の紙を作っているとのこと。たしかにどれだけきれいに作っても、手書きの暖かさには勝てないと思います。
□暗算
幼稚園の年長で3桁×1桁の掛け算が暗算でみんなすらすらできるようになるそうです。頭の中でそろばんで計算! 先生レベルになると、5桁×3桁ぐらいの掛け算も余裕のようでした。すごい! 買い物行くときに友達に暗算機として重宝されるとのこと。
□そろばん具現化能力(脳内)
頭の中にそろばんをイメージして、頭の中でそろばんをはじく。よく棋士が頭の中に将棋盤がある、という話をしますが、それと同じような能力ですね。私は絶対音感など先天的才能がなきゃできないものだと思っていましたが、3ヶ月そろばんを真剣にやれば、誰でも頭の中にそろばんが現れるようになるとのこと。まずは3桁ぐらいから、そして、イメージの力が強くなると桁数が多くなって、しかもそろばんの玉が光輝くとのこと。すげー。H×Hのクラピカの修行のようだ。
□感想
講師の岩井さんは私よりもいくつも年下なのですが、一人の経営者としても、人間としてもとてもしっかりしてらして、後光がさして見えるほどでした。8月から大人のそろばん教室をヒマナイヌで水曜日にやるので、参加します。そろばんに興味を持った人はぜひ一緒に学びましょう。